IEEE Spectrum : FFTをもっと高速に

3.12発行の IEEE Spectrum を読むと、ある種の信号に対するFFT(Fast Fourier Transform ; 高速フーリエ変換)の計算をさらに高速化する方法をMITの研究グループが開発したとか。キーとなるのは、スペクトルの「スパース性」。世の中のほとんどの信号は、一部の周波数領域しか成分が存在しない「疎な(=sparse)スペクトル」になる。だけど、従来のFFTはそんなことお構いなしに計算するから、無駄な時間がかかるということらしい。

詳しい内容は書かれてなかったのでワタシの推測になるが、現実世界の信号がスパース性を有するとして、それは計算した後でわかる話。だから、たぶんスパース性の性質は計算しながら予測していくことになるのかなと思う。まぁ、MITの研究者がやってることだから、凡人には想像もできない手法だと思います。論文が出たら早速読んでみたい。

で、せっかくIEEE Spectrumを読んだので、いくつか参考になりそうな英文も備忘録代わりに...

  • The newer methods are tailored to run fast for only some signals – ones that are termed “sparse” because they contain a relatively small number of frequency components of significant size.
  • The traditional FFT takes the same amount of computational time for any signal.

be tailored to do : 〜するために開発された –> 使えそう!
contain a small number of frequency components : 少数の周波数成分を有する