盗作と見なされる危険性

IEEE EMBCに提出していた1ページの抄録が採択されたという通知が届いた。

ほぼ100%採択されるので、特別嬉しくないけど、落とされるよりはいい(笑)。
今回はposter paperとして投稿したので、IEEE Xplore では公開されず、生体医工学会のホームページでオンラインで読める形にするようだ。

これ、結構重要なポイント。

IEEE Xploreに登録されちゃうと、国際会議と言っても、すでに他誌に投稿済みの論文として扱われるから、もし同じ内容をきちんと纏めてどこか英文ジャーナルのFull Paperで投稿しようとしても、類似内容が既に出版済みということで「却下」される可能性がある。

却下だけならいいが、悪くすれば「自己盗作」という扱いを受けて、ペナルティが課せられる可能性もあるから気が抜けない。

そうなると、せっかくいい実験結果を得ても、Full Paperより格下の国際会議発表で終わってしまうということ。もしFull Paperで出すんだったら、それ以上の追試を行って新規性のある結果を出さなきゃならないが、結果なんてそんなに簡単に出ない。

今回はこのことを恐れて、わざとPoster PaperとしてIEEE Xploreに載らない形で投稿した。最近はPlagialism Finder(盗作検出ソフトウェア)が発達してるので要注意だ。

下手に中途半端な国際会議に発表するくらいなら、ジャーナルにFull Paperを投稿した方がきちんとした実績になるし、その方がいい。でも、国際会議も実績稼ぎとして、重要な機会なのは確かなので、その辺のバランスが難しい。少なくとも、Full Paperを要求してくる国際会議は辞めることにしよう。