GEEKな世界

3DプリンタCubeXで頭蓋骨をプリントしてみた

職場で使用することになった3次元プリンタCubeXについて,しばらく使わないで放置状態だったんですが,最近また使用する機会があったので備忘録という意味で記事を残しておきます.

さて,このCubeXですが,販売当時は40万円くらいしたのですが,今となっては同じくらいの性能だったら5万円くらいで買えるかもしれません.なんでもそうですが,出始めは高いですね.

それに,このCubeXはプリントするまでに様々な問題が発生するので,それを解決するだけでも苦労します.最近のプリンタだとこんなに酷くないようです.一応,高価なものなので放置しておくのがもったいなくて今回久しぶりにお試し印刷をしてみました.

先ずは印刷するモノをネットで検索してみました.yubi3d.comというサイトにフリーのデータがあったので,その中からメッシュの骸骨をプリントしてみることにしました.

データはSTL形式.圧縮されたものがダウンロードされるんですが,これをCubeXのソフトで開いてBuildし,CubeX形式のファイルを作成します.

設定画面になります.デフォルトでもいいんですが,先ずはLayer Thicknessを0.1mm,0.25mm,0.5mmの三通りでプリントしてみます.

・・・と簡単に言いましたが,1つをプリントするのに8時間以上かかります(笑)

ここで,Buildのボタンを押すと・・・

はい,こんな感じで強制終了画面になります(笑).この原因は,STLファイルの保存場所の問題です.パスに日本語が混ざってるとダメですね.ダウンロードのフォルダやデスクトップにあるとダメです.ユーザ名が日本語でもダメです.強制終了になっちゃいます.

それで,USBメモリを挿して,その直下にSTLデータを保存すると問題なくBuildできます.

次は,プリントする板に糊を塗ります.粘度が高いので,つい薄く塗っちゃいがちですが,あまり薄すぎるとフィラメントが乗りにくくなるので,たっぷり目なくらいでOKです.特にThickness を0.1mmに設定して,複雑な形状をプリントする場合はたっぷり目の方がいいです.

そして,USBメモリをパソコンから外してCubeXに挿してプリント!写真ではうまくいってる様子ですが,ここまで来るのに3つの問題が発生しました.

1つ目の問題は,フィラメントが途中で切れて印刷不可のアラートが出ちゃったこと.これは頻繁に起こります.2つ目の問題はノズルの目詰まり.これもよく起こります.3つ目の問題は,フィラメントがカートリッジ内部で切れてしまったことです.これも頻繁に起こります.これらを解決した様子は次の投稿で.

ちなみに,これらの問題を解決しないとプリントしてくれません.とほほ・・・.厄介なじゃじゃ馬です(笑)もし家庭用3Dプリンタでこんなに問題が頻発したら一気にやる気が失せますよね.私も仕事だから粘り強くやってるけど・・・.

でも,印刷が始まってある程度軌道に乗ったらそれ以後はあまりトラブルが生じません.

苦労しましたが,やっとプリントした結果はこんな感じ.いろいろトラブルを復旧してたら,ここまでの作業で2日くらいかかりました(プリント時間を含む).右がThicknessを0.5mm,左が0.25mmに設定したときの結果です.ぱっと見,あまり変わらないように思えますが,頭部のメッシュの細かさがやはり全然違います.

後頭部を写すと一目瞭然です.

顔はそんなに差がないかもしれませんが,0.25mmの方がやや細かいかな?歯は0.25mmの方がやや細かいように見えます.

頬のあたりはサポートを入れないとダメですね.輪郭が崩れちゃってます.

ちなみに,Thicknessを0.1mmにしたときは細かすぎて全然フィラメントが乗らず,細かい糸を引いたような感じになったので途中で中止.ノズルの動きを見てると,0.1mmの割には動きが速過ぎるような気がします.ノズルの移動速度もソフトで制御出来ればいいんですけどね.それらしい設定箇所がありませんでした.

頭頂部も0.5mmの方はサポートがないためにちょっと崩れてます.だけど,0.25mmの方はそれほどでもありません.これはちょっと意外だったかも?

次は,カタツムリをThickness 0.1mmでプリントした結果がこちら.表面はかなり滑らかで綺麗です.骸骨もこれくらい綺麗にプリント出来れば文句なしでしたが,なかなかうまくいかないものです.

 

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