無計画な旅を好むのはフランス人だけの気質?

今年のお盆はあまり連休にならず,私は16日から仕事です.とほほ〜.それで,少ない自由時間をスタバでブログメンテに費やしている私ですが,面白い記事を見かけたのでシェアします.

要約すると,

  • フランス人は夏に1ヶ月くらい長期休暇をとる
  • 旅行に行くことが多いが,日本人のように計画的な観光地巡りやお土産買いはしない
  • 無計画の行き当たりばったりの旅を好む
  • フランス人は急な思いつきのプチ旅行も好きだ

自分たちが何でも一番と言わんばかりの書き方で,いかにもフランス人らしいメンタリティが見え隠れするんですけど(苦笑),共感できるところもある.

無計画の旅を好むはフランス人だけの気質か?

私も子供の頃から「放浪癖」があって,3歳くらいのころから三輪車でよく出かけて行方不明になったらしい.近くに踏切があったので,両親は気が気でなかったとか.

どうもそういう悪癖はいつまでも残っているようで,小3の時には友人2人と放課後に急に思い立って,片道10km以上もある祖父の家にカブトムシを採りに行ったこともある.もちろん自転車で!

その帰り道,どこかの家で新築祝の餅まきをやっていて,全く見ず知らずの家なのにちゃっかり参加して大量に餅をゲットした.そんな道草をしてたから次第に日が暮れて辺りは真っ暗に・・・

さすがに,電話しておいた方がいいと子供心に思ったので,餅の中に入っていた五円玉を2つ取り出し,近くにあった商店で十円玉に両替した.そして,店先にあったピンク色の公衆電話から自宅に電話した.だけど手持ちのお金はそれしかない.もちろん,当時は携帯なんてない時代.私は一緒にいる友達の家にも状況を伝えてほしいと母親に頼んだ.

今の時代,そんなことしたら行方不明になったとかで大騒ぎになるでしょうね(苦笑).

1週間の休みでは計画的にならざるをえない

こんな悪癖のある私なので,もともと計画的に行動するのが苦手で,今でも行き当たりばったりの旅に憧れる.だけど,このような旅をするには1つの大前提がある.それは,十分に有り余るほどの自由な時間があるということだ.

フランスでは5週間!1ヶ月もの間丸々休みになるらしいが,それだけあれば旅先で何をしても次第に飽きてくる.飽きてくれば行き当たりばったりの行動をするようになるし,さらにそれも飽きてくれば,ボーッと何もしなくなる.そもそも,1ヶ月もの長期間の旅をきっちり計画する方が無理というもの.

長期休暇があれば,そんな風に時間を贅沢に浪費することも可能だが,1週間程度の休みだと勿体無くてボーッとする時間など入り込む余地がない.限られた時間に出来るだけ効率よくいろんなイベントを詰め込もうと計画的にならざるを得ない.

退職後だけが究極のバカンス

放浪癖のある私でも,最近では妻の都合や子供の都合などを総合的に考えて,計画的に出かけるのが普通になっている.子供だって部活動や習い事があるわけだし,妻も自由に仕事を休めるわけではない.

そうなると,当然ながら少ない休日に無駄なくイベントを埋めて計画的に遂行することになってしまう.好むと好まざるとにかかわらず,それが仕事と家族を持つことであり「大人になる」という意味だと思っている.少なくとも日本では・・・

もちろん私の本音は,フランス人のように「行き当たりばったり」「急な思いつき」で出かけることに憧れる.だけど,長くて1週間程度しかない休みだとそれは無理これは日本の労働環境が生み出した結果だから,安倍政権にはぜひとも「プレミアムフライデー」のような中途半端なことはやめて,1ヶ月近くの大型連休が取れるような仕組みを考えてほしいところだ.

フランスの長期休暇も元は政府主導だったというから,日本でも思い切りってやれば出来ないこともないだろう.代償としてGDPが世界5位くらいに下がるかもしれないが,それでもいいじゃないか?代わりに得るものはあまりにも大きい.

日本ではフランス人並みに自由な時間が得られるのは退職後になるだろう.ちなみに退職後は,自転車で世界各国を放浪したいと思ってます.それが今のところ私が考えている「オトナのたしなみ」の究極の到達点かな?

だけど,そういうことを退職前でもやろうと思えばやれるフランス人が羨ましいけどね.