中国語の勉強は発音を後回しの方がよい?

英語はともかく、それ以外の言語(特に中国語や韓国語)ができれば、こんなに面白いことはないだろうなーと。最近は両国の旅行者が多いですし、日本国内でも中国語や韓国語を話している人を普通に見かけるようになりました。

ところが、新たに何か1つ外国語を学ぶというのは、かなり骨の折れること。ぶっちゃけ、最初の段階でかなりの確率で挫折します。そりゃそーです。急に中国や韓国に転勤になるとか、そういう差し迫った状況にでもならない限り、本気モードで勉強するのはなかなか難しいものです。

中国語の文章は読める?

先日、たまたまネット上にある中国語の新聞記事を目にしたんです。すると、あらら・・・あてずっぽうでも漢字の意味を追っていくと、意外と意味を推測できるじゃないですか。

確かに中国や台湾へ行くと、漢字で書かれた看板の意味がなんとなく分かります。新聞記事のようなちゃんとした文章はさすがに難しいかなと思ったけど、単語さえ知っていれば案外普通に読めるのかもしれません。

そのとき、ハッと気付きました。

中国語をほとんど何もしらない私が新聞記事を読んでも、正確な解釈かどうかはともかく、なんとなく意味が分かるくらいです(もちろん、同じ記事の内容をニュースで見てすでに知ってる状態で読んでますが)。でも、事前に内容を知っていたとしても、英語だってそこまで理解するのはなかなか難しい。中国語の漢字はかなりの部分で日本語と共通の意味を持つので、その共通性をうまく生かすことが出来たら、読み書きだけなら短期間でかなりのレベルに到達するんじゃないかと。

セオリーどおりの学習法は本当に万人向き?

以前、少しだけNHKの中国語講座を勉強したことありますが、中国語の最大の壁は発音です。しかも、一般の中国語講座は発音とピンインからスタートします。これが長くてつまんない!今はどうかわかりませんが、当時のNHK講座では最初の1ヶ月は発音とピンインだけでした。中国語のテキストなのに、漢字がほとんど出てこないのです!

中国語を使って仕事をするとか、留学をするとか、そういう人なら別ですが、私のように40を過ぎて日本に生活の基盤がある人にとって中国語を学ぶ目的はそんなところにありません。日本にやってきた中国人とコミュニケーションをとったり、自分が中国に旅行したとき現地の人とコミュニケーションをとったり、または、本を読んだり、中国語でブログやホームページを読んだり書いたり、そういう楽しみ方をしたい。それくらいの理由です。

そんな私のような学習者にとって、発音の基礎やピンインからセオリーどおりに学ぶ必要は全くないんじゃないか?と思ったわけです。読み書きだけなら、単語と文法を覚えれば後はなんとかなるように思えます。最初に読み書きだけ特化して学習し、ある程度できるようになったら、それぞれの単語の発音とピンインを学習すればいい。つまり発音は後回し。

おそらく、私のように趣味で中国語を学習しようとする人にとって、最も挫折しない方法がこれなんじゃないか?と思ったのです。だけど、自分一人の考えでは不安なので、同じ考え方で学習した人がいないか?と思って探してみたら・・・

なんと!いました!

それも、現役の中国語講師で、陳 氷雅さんという方です!「筆談で覚える中国語」という本も書いており、麻布で教室も開いているようです。

今度、東京へ行く機会があったら、ぜひこの先生の1日コースに参加してみようかなと思ってます。

で、この本をちょっと立ち読みしましたが、なかなか興味深いことが書かれていました。記憶を辿って書いてますので、ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが。

  • 中国人の7割は正しい発音で話していない。毛沢東自身も湖南省なまりが強かった
  • 難しい発音をマスターするだけの目的で何時間も費やすことは、挫折の原因になる
  • 漢字の意味の6割は日本語と共通。その知識を最大限に活かせば中国語は日本人にとって最も学びやすい言語

これはすごい!と心で叫びました。まさに中国語学習の革命かもしれません。

amazonの書評を見ると、発音から入らないと後で伸び悩むと批判している人もいますが、スポーツだって音楽だって、プロを目指す人とそうでない人とでは、教え方も費やせる時間も異なります。異なって当然だと思いますけどね。

まずはTOEICなので、それが一段落するまでは片手間ですが中国語も遊んでみたいと思ってます。ちなみに、朝日新聞の中国語版に載っていた記事のタイトル:

不正当手法横行 谷歌接连强制搜索降序

それぞれの単語を中日翻訳すると、つぎはぎですが以下のような意味になりました。

不正な手法が横行。Googleが次々と検索順位を強制的に下げる

谷歌が何のことか初めはわかりませんでしたが、どうやらGoogleのようです。面白いですよね。