身の丈にあった生き方とは?

ダルビッシュが大リーグへ行くのはともかくとして,その陰で人知れず引退する選手だっている。日本でそんなに実績を挙げていた訳でもないのに,メジャーへ挑戦して4勝5敗。日米で通算しても40勝に満たない。

「日本で十分な成績を挙げることが出来ないのだから,メジャーなんかに移籍しないで国内で頑張ればいいのに」

とつい思ってしまう。日本にいた方がもっと良い記録を残せたかもしれないし,年俸も良かったかもしれない。ファンの記憶にも残っていたかもしれない。結果論だが,そうした方が幸せな人生だったのではないか?

そう思ったときに,ふと自分自身のことを考えてみた。英検1級合格と博士取得を目指すなど,身の丈にあわぬことじゃなかろうかと(しかも論博で取ろうなんてかなり無謀かもね)。同僚から見れば「もっと身の丈にあったことをすればいいのに」と思っているに違いない。多分そうだろうなぁ。

研究者や野球選手だけではないだろう。巷では,司法試験に合格せず20年以上も受験し続けている人がいると聞くし,いつまでも経っても看板番組を持てない年配のお笑い芸人だっている。周囲から見れば,明らかにその道に向いてないと分かるんだけど,いつか出来ると自分だけは信じてるに違いない。私にはその気持ちがよくわかる。

「身の丈にあった生き方」

とは

「自分の能力に見切りをつけること」

つまり諦めることである。だけど,ワタシはまだ諦めたくないな。いつまで気力が続くかわからんが。