【インスブルック】アルプスの麓の小さな町へ

学会は,2/16(水)〜2/18(金)の3日間。私の発表は,初日の午前中に早々に終わったが,これで何もしなかったのでは,学会へ来た意味が無い。 そんなわけで,まじめに木曜日のセッションの発表を聞いた。

会場はコングレス・インスブルック(インスブルック国際会議場)。大きいけど,結構古い建物だった。

ちょっと早く会場に来すぎたので誰もいません.ちなみにプレゼンはオーラル.質問はアジア系の先生からあり,ワーッとなんか喋ってたけど何を言ってるのかさっぱり理解できず.ぶっちゃけ英語かどうかも分からないくらい!

だけど,周りは何を言ってるのかわかってるみたいで,彼はこういうことを言ってるんだよと説明してくれる.だけど,その人の発音も分からない.正直言ってこんなに困ったことは経験ないです.

英語かどうかさえ分からんような訛った発音でも,周りの人はみんな聞き取れてるわけだから,聞き取れなかった自分が悪いわけで.これは強烈に反省する出来事でしたね.

泊まったのはWeisses Kreutzというホテル。旧市街のど真ん中にあって,昔,モーツァルト親子が泊まったらしい。特別高いホテルではないので,話題作りにいいかと思ってここにしたのだが,予想に反してかなり良かった。フロントは親切だし,朝食も美味しい。

センメルに生ハムとチーズをたっぷり挟んでかぶりつく。毎朝定番のメニューだっ た。アンティークな内装もいい。石造りかと思ったが,意外と木がたくさん使われている。残念だったのは,部屋からネット接続ができなかったこと。これが出来たら,言うことなしなんだけどね。

翌日,観光地やバスが載り放題になるインスブルックカードをホテルのフロントで購入。48時間有効パスにした。で,どこから行こうかと思ったが,やはり定番の「黄金の小屋根」から。ところが行ってもまだclose。10時からopenらしい。うーん,出ばなを挫かれたか(笑)。

気を取り直して,一応,外観の写真を撮った。今日は残念ながら天気がよくない。しばらく時間稼ぎをした後で行った。中はキレイに改装工事がなされた普通の博物館だった。

黄金の小屋根を出るとすぐ近くにある旧市庁舎の塔に上る。こちらは一転,昔のままの薄気味悪い雰囲気。監獄のようだ。

上からは市内を一望できる。奇麗だ,西洋の町並みは。他に高い建物がないので,遠くまで一望できる。

次は近くにあった宮廷教会。キリスト教や建築様式についてまったく知識がないので,あーこんな雰囲気かと思うくらい。せっかく欧州に来たのに,その辺をもうちょっと勉強してから来るべきだった。有名なパイプオルガンがあった。

次はチロル民族博物館へ。昔のチロルの人たちの家の様子が再現されていた。ホテルのレストランもそうだったが,チロル地方は木造の家が多いような気がする。ここも昔の雰囲気が残っていて,薄気味悪い感じだが,こういう方が面白い。なぜか,ここの博物館は撮影禁止ではなかった.

次は宮殿。中は写真が撮れなかったので外見だけ。少し晴れてきた。同じ建物内にカフェ・ザッハーの支店があったんだけど内装工事中。残念。ザッハートルテが食べたかったんだが...。その後,聖ヤコブ寺院へ。等身大の銅像があった。

透明人間もいた(笑)。

昼はGasthaus Goldener Dachlへ。黄金の小屋根のすぐそばにあるレストラン。場所がいいから,客がひっきりなしに出入りしている様子。だからなんだけど,ウエイトレスも忙し そうで素っ気ない。オーストリア定番のWiener Schnizelを食す。そんなにくどくないし適量,美味しい。

昼食後,ケーブルカー乗り場へ。場所は学会会場だったコングレス・インスブルックのすぐとなり。乗り場は地下。インスブルックカードを見せると顔パス。ケーブルカーと思っていたが,予想に反してモノレールがやってきた。どうやら山の中腹で乗り換えるらしい。

マウンテンバイクをそのまま持ち込んだ地元の若者もいた。山を下るんだろうけど,なるほど,そういう楽しみもあるか。ロードだけでなく, マウンテンバイクにもちょっと興味が沸いてきた。

モノレールからの眺めもなかなか。イン川沿いの町並みは奇麗だった。川が緑色だったのが印象的。

そして,ケーブルカーに乗り換えた。冬なのに雪が全然ない。一応,今回の旅では,寒さ対策のためタイツを持ってきてたんだけど全然必要な かった。これなら同時期の北海道の方がはるかに寒い。

また,時期が時期なのでケーブルカーを利用するのはスキー客だけかと思っていたが,そんなことなかった。普通の格好をした観光客ばかり。

終点についた。アルプスを制覇(笑)山の頂はまだまだ先だけど,ケーブルカーで来れるのはここまで。周りはスキーやボードを担いでいる人ばかり。ウィンタースポーツの好きな人には最高の場所かもしれない。

残念だったのは,薄いもやがかかっていたこと。これがなかったら絶景だろうね。夏にハイキングが出来たら最高だろうな。このすごさをなんとか写真に収めようとしたが無理だった。どんなにうまく撮ったとしても,写真では表現しきれないよ。この雄大さは。

ここの展望台にはセルフのレストランがあった。ここでビールを飲んで一息ついて帰路へ。学会で見かけた先生も何人かいた。

旧市街へ戻り,コングレス前のバス停でsightseerバスに乗ってそのままインスブルック駅へ。この駅は何の変哲も無い鉄筋の建物。だけ ど,機能的かもしれない。窓口,キオスク,カフェ が地下にあった。日曜日にザルツブルクに行く予定だったので,時刻を調べるのが目的。

朝8:09発のウィーン西駅行きの列車を発見。途中,ザルツブルクにも停車するらしい。ちょっと朝早いけど,これがいいな。ザルツブルクまで 2時間くらい かかるしね。

確認後,地下のスーパーで夕食を購入。トマトとモッツァレラチーズの挟まったパンとレモネード入りの缶ビール。3ユーロ。ビールの値段はミネ ラルウォータとほぼ同じ。天国だ!

最後は駅から歩いて,旧市街のホテルまで帰った。途中でチロルの英雄の銅像が。インスブルックの街はこじんまりとしているが,昔の面影が十分残っている街で結構魅力的。

ちょっと疲れたな。今日は終了。