英語スピーキングは「基礎英作文問題精講」が最強テキスト

img_6584

瞬間英作文といえば、森沢洋介氏の提唱するスピーキングの練習方法。

日本語をみて、それを瞬時に頭の中で英文にして口に出す訓練。これが慣れてくれば、頭で考える間も無く英文が口から出てくるようになるらしい。まぁ、私はとてもそんなレベルにないけど。

英検準1級を合格した頃、瞬間英作文をやったおかげでゆっくりと頭で考えながらでもスピーキングがそこそこ出来るようになりました。そのとき使った参考書は「基礎英作文問題精講」でした。

ちょっと写真の本がボロボロですみません(笑)

この基礎英作文問題精講が他の参考書と違って優れているところは、解答が1つじゃないところ。いろんな表現でこういう言い方があるということを示してくれます。たとえば、こんな問題があります。

「あなたは彼女の誕生日を知ってますか?」

を英訳する。解答例として、

Do you know the date of her birth?

が最初に出てきますが、別解として

Do you know when she was born?

もあります。最初の解答は直訳、後の解答は意訳。この場合の解答としてはどちらでもよい。かなり柔軟性のある解説ですが、こういう参考書は意外と少ないのではないでしょうか?

英会話も簡単なものはあまり日本語を介さないで出来るようになると思いますが、ちょっと込み入った内容になるとどうしても日本語でまずイメージして、それを英語でどう表現するか?という頭の働かせ方をすると思います。様々な解答のバリエーションを知ることで、もし適切な英語表現が思いつかないとき、とっさに意訳することも出来るようになると思います。

さらに、この基礎英作文問題精講は英会話で必要となるであろう構文はほぼ網羅されているので、これだけで文法や構文の基礎は十分だと思います。

受験参考書はどうしても敬遠されがちで「受験のための英語」という悪いイメージを抱いてしまいがち。でも、受験参考書だからこそ限られたページ数の中に十分な内容が凝縮されています。

大人を対象とした高価な英会話本よりはるかに内容が濃くその上安価!私は何年たっても、この本を使って瞬間英作文を繰り返し復習してます。その都度、新しい発見があります。

唯一の欠点。しかし・・・

img_6585

一つ欠点があるとすれば、あくまで英作文の参考書なので、口語表現としては少々堅いものもあって、それらは端折って勉強したほうがいいかもしれないことです。だけど、きちんとした英語をきちんとした表現でしゃべることができれば、少々お堅い表現であっても、それは教養ある素敵な英語になると思うのです。

逆に、ネイティブスピーカーしか使わないような妙に砕けた表現スラングは、知っていて損はないでしょうが、限られた地域でしか通じないような表現を覚えてもあまり意味がないと思います(そこに住むのであれば別ですが)。

むしろフィリピンでも中国でも南アフリカでも通じる「国際共通語としての英語」をまずは堅実に習得していくことが重要ではないかと思います。我々日本人がスラングを覚える必要がもしあるとすれば、その後ではないかと。

実践でどれくらい役立つのか?

この「基礎英作文問題精講」で網羅されている英語は、最初に身につけておくべき基礎として非常に重要な内容だと思います。私自身、国際会議のBanquetで、隣に座った中国人やドイツ人と話したときも、この本に書いてある表現を使う場面が何度もありました。

っていうか、この本に書いてある内容は重要な表現や構文ばかりなので、使う場面があって当たり前。使う場面がない方がおかしい。Banquetの後、二次会で博多の屋台へ行き砕けた話題で談笑したときも、十分すぎるほど役立ちました。

じっくり取り組むとなかなか奥の深い教材なので、スピーキングの訓練として使えるのはもちろんですが、本来の英作文の教材としても非常に優れていると思います。