【青山墓地】乃木希典を掃苔して思ったこと

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乃木希典という人物をご存知でしょうか?

戦前の大日本帝國で陸軍大将を務めた軍人です。日露戦争では難攻不落と言われた旅順要塞をわずか1日で陥落し英雄とされた人物。赤坂にある乃木神社に神様として祀られています。

・・・とわかった風なことを言ってますが、私自身、乃木希典のことはWikipediaで調べたくらいで詳しくは知りません。

だけど、今回赤坂から青山、原宿にかけてジョギングしたときに、偶然にも乃木将軍のゆかりの場所を走ることになったので、ちょっと興味があって寄ってみたんです。

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やってきたのは、青山墓地。大都会のど真ん中にこんな大きな墓地があるだなんて、これまで知りませんでした。高層ビルがすぐ近くに見えます。

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これが乃木将軍と奥さんのお墓です。

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陸軍大将で伯爵号まで得た人のお墓とは思えないほど簡素です。実際、乃木将軍は質素な生活をし稗を主食としていたようです。これは、軍隊内の綱紀粛正を重要と考えていた乃木が、自ら模範にならねばという思いがあったのではと言われています。

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青山墓地の近くに、乃木将軍の自宅があります。

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そして、ここが自害した部屋。ちょっと不気味な雰囲気でしたが・・・

日露戦争で多くの将兵を死なせてしまったことに乃木は強い責任を感じていたとか。だけど、自害することを明治天皇に止められていたといいます。

その明治天皇が崩御した3ヶ月後に乃木は自害したとのこと。明治天皇の後を追ったと言われてますが、本当は日露戦争の責任をとったという意味合いが強かったのかもしれません。

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近くに乃木神社もありました。比較的新しい建物という印象です。

ところで、なぜ乃木希典という人物が、ここまで敬愛されていたのでしょうか? 最上位の階級だったとしても、言ってしまえばただの1軍人です。大将の位にあった軍人は他にもたくさんいたはずです。武勲をたてたというだけが原因ではないような気がします。

何かそこには乃木希典の持つ人間的な魅力があるのではないでしょうか?

もちろん、明治時代の人物ですから、時代とは関係ない普遍的な価値観がある一方で、時代と共に失ってしまった価値観もあると思います。特に、時代と共に失ってしまった価値観の中には復刻すべきものがあるかもしれません。

今後、いろいろ調べたことや思ったことをブログにしていこうと思います。