シュリーマンが暗記したのは何万語?

15ヶ国語をマスターしたという語学の天才シュリーマンが、丸暗記したという物語が一体どれくらいの分量なのか気になったので、単語数を見積もってみることにしました。

ただし、この計算方法はかなり大雑把なので当然誤差はあると思います。あらかじめご了解ください。

まず、シュリーマンが英語を勉強した際に丸暗記した物語は以下の2つ。

  • 「ウェイクフィールドの牧師」
  • 「アイバンホー」

フランス語を勉強した際に丸暗記した物語は以下の2つ。

  • 「テレコマスの冒険」
  • 「ポールとヴェルジー」

文字数カウントは以下の方法で行いました。

  1. amazonで本を検索する
  2. プレビューを見て、1行が何文字になるかランダムに3つの行を選んでカウントし、その平均を算出($=L_1$)
  3. 行の途中で文が終わる場合があるので、その分を考慮して平均から2だけ差し引く($L_2 = L_1 – 2$)
  4. 1ページの行数$R$を数えて$L_2$をかける。これが1ページ当たりの文字数($=RL_2$)
  5. 本全体のページ数$N$をかけて、その物語の文字数とする($W=N R L_2$)。

paperback fiction

その結果、以下のようになりました。まず英語を勉強した時の2冊は、

  • ウェイクフィールドの牧師: 55,900語
  • アイバンホー:170,520語

合計:$W=226,420$語

一方、フランス語を勉強した時の2冊は、

  • テレコマスの冒険:142,120語
  • ポールとヴェルジー:42,640語

合計:$W=184,760$語

どちらも、概算で20万語前後を丸暗記した計算になります。英語もフランス語もマスターするまで6ヶ月を要しているので、1日当たり1,200語くらいは丸暗記したことに。ちょっとピンときませんね。

ペーパーバックの場合、だいたいどの本も1ページ当たり420語くらいなので、3ページ分をたった1日で丸暗記という計算です!ものすごい記憶力です。

やっぱ、シュリーマンのような勉強法は普通の人には難しいのかもしれませんが、20万語までいかなくても、10万語くらいを目処に1年かけて丸暗記すれば、現実的な数字になるかもしれません(それでも辛そうですがw)

ちなみに、私が好きなシャーロックホームズの物語ですが、長編「緋色の習作」は44,000語、短編「赤毛連盟」は9,000語弱。この2つを丸暗記しても、まだ10万語に遠く及ばない・・・(苦笑)