資格は必要なものか?

私の主な業務は研究なんですが,研究者としてやっていくのに必要な資格というものは特になにもありません.

ま,あえて言えば,博士がライセンス的なものではあるんですが,これがないと研究することが許されないとか,そういうことはありません.研究って資格じゃなく業績で勝負.

ところが,先日ちょっと私自身にとって,ショッキングなことがありまして・・・・

研究職とは言っても,私のやってる仕事の中には泥臭いことも多いです.その泥臭い仕事の中には,研究とはちょっと離れた技術的なことを扱うこともあるんです.

先日,付き合いのある社外の方との飲み会の席で,その場にいなかったうちの同僚のことを

「○○○○の資格すら持っていないのに」

と蔑むような事を言ってたのです.

酒席は人の本音が出る

もちろん,飲み会の席ですからどうでもいいんですけど,私の中ではちょっと驚きました.その方は私に対して言ったわけではないですが,気分のいいものではなかったです(私もその資格を持ってません).

ちなみに,○○○○というのはある技術系の国家資格なんですが,まぁ国家資格と言っても免許ではないので,特にこの資格を持ってなくても優秀なエンジニアはたくさんいます.

だけど・・・

やっぱり,社外の人からみれば,その資格があるかないかで見方が大きく変わるんだなと改めて思いましたね.もちろん,仕事上,資格の有無が問題になることは一切ありませんし,その事が話題になることもありません.

だからこそ,酒席でつい本音の一部を垣間見たような気がしました.

ちなみにその社外の人はエンジニアではないので技術的なことにそんなに詳しくありません.だからこそ資格の有無をどうのこうのと持ち出したのかもしれません.だけど,今まで懇意にさせていただいた方だったので,そういう何気無い一言が私にとっては非常にショックでした.

資格より実力?

昔の私だったら何くそ!と思って猛勉強を始めるんでしょうけど,もうそんな気力はないです(笑).ま,それはとにかく,

資格より実力

とカッコつける人が世の中には多いんですが,私が思うに,資格と実力は相反するものではありません.資格をとったからといって何もしなくていいわけじゃない.だけど,資格がなくても実力だけで勝負しようとするのは片手落ち.やっぱり,

資格と実力

これこそが一番ですよね.特に専門外の人からよく事情を知らない状況下で資格の云々をあれこれ言われるのは,あまり気持ちのいいものではないです.資格を持ってると心の余裕が出てきます.心の余裕は,仕事の余裕にも繋がります.

他に誰も代わりが務まらないようなオンリーワンの仕事をされている方であれば,資格など必要ないでしょうけど,まぁ,普通のエンジニアであれば,仕事の合間にちょっとの勉強時間を確保するくらいは大事ですよ.

私はもう必要なものだけを取捨選択しないと勉強できない年齢になってしまいましたが,若い人にはぜひ面倒がらずに資格を取得することをお勧めします.

私も何か資格を受けるかもしれませんが.