TOEICや英検は海外で役立たない?

先日,友人と話していて,私が英検TOEICをターゲットに学習していると言うと,

「TOEICや英検なんて日本でしか通用しないでしょ?」

と言ってました.それに対する反論.

確かに,TOEICの問題を作成してるのは米国のETSという団体だけど,TOEICを利用してるのは日本人と韓国人がほとんど.海外ではTOEFLの方が一般的だし.ましてや英検は日本国内でしか知られていない.海外での知名度はゼロに近い.

だけど・・・

私は逆に聞きたいのです.そもそも,海外で英語の資格が必要な場面ってどれほどあるの?

Conversation Club

もちろん,米国の大学に留学するんだったらTOEFLは絶対受験しないといけないし,カナダやイギリスの大学だったらIELTSが必須でしょう.だけど,ぶっちゃけ言ってしまえば,英語の資格が必要な場面ってその程度だよね?

資格を受験する目的は何?

TOEICもTOEFLも,自分の英語力を客観的に証明してくれるだけの存在です.TOEIC 400点しか取れない人が,TOEFL iBTで100点取ったり,IELTSで7点取ったりなんて絶対ありえない.実力のない人はスコアが低いし,実力のある人は高い.どんな試験を受けても能力の評価に大差はありません

なので,あと考慮すべきこととしては・・・

資格試験を受験する目的をどこに置くのかが一番重要だと思うんです.

  • 海外留学を考えるんだったら,TOEFLIELTSを受験しないといけない.
  • 国内企業の中で昇進したり,有名企業に就職したり海外赴任を考えるんだったらTOEICです.
  • 国連関係の仕事をしたいんだったら,国連英検が有効かもしれません.
  • 日本国内で英語教員を目指すんだったら,英検の上位級を持っていると有利です.
  • 通訳ガイドで独立したいんだったら,通訳案内士の国家試験を合格する必要がある.

当たり前だけど,資格ってそういうものじゃないですか?目的があって,何をしたいのかで受ける試験が異なるだけです.どこの国に行ってもオールマイティに役立つ英語の資格なんてそもそもないと思います.

英語力を測る目的なら何でもいいけど・・・

私がTOEICと英検にターゲットを絞ってる理由は単純明快で,日本国内で自分の英語力を証明するのにもっとも都合がいいからです.まぁ,英語力を測る目的なら何でもいいのかもしれませんが,TOEICや英検は内容が一般的で一番バランスが取れていると思います.TOEFLはアカデミック寄りだし,国連英検は国連や国際関係のトピックに偏りすぎ.それに,

「国連英検B級を持ってる」

と言っても,

「それって英検でいうと何級くらいなの?」
「TOEICでいうと何点くらいなの?」


と聞かれるのがオチ.わざわざスコア換算して説明するくらいなら,初めから知名度のある試験を受けた方がいい.

TOEFLやIELTSは,留学するつもりないし受験料が高いので,受験するつもりはありません.もし将来的に必要な場面が来たら受験するかもしれませんが,私の場合ほとんどないと思います.