誰でも天才になれる普遍的な方法論

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新年の目標をかかげて2週間ほど経った.一応,継続はしているが,どうもあまり習慣化が進んだ感覚がない.朝起きる時間は同じでも,出張で周囲の環境が変わったりしたので,それが原因だろう.

そんなことを考えながら,今日は仕事帰りにTSUTAYAに寄ってぶらついていたら,書棚にあった本がふと目に留まった.

「ぼくたちは習慣で,できている。」

よくある自己啓発書だ.以前なら無意識にスルーしてたと思うけど,習慣化を意識している今だから目に留まったんだと思う.

読み進めていくうちに,なるほどと納得することが多々.私の中では新鮮な内容気づきもあった.

目標だけでは燃え尽きる

特に参考になったのは以下の内容.全部は書けないし,ネタバレになっちゃうので詳しく説明出来ないが.

  • 続けたい習慣はハードルを下げる.やめたい習慣はハードルを上げる.
  • やらないくていい日の「例外」はその日に作らず事前に作る.
  • ご褒美は達成したいこととは別のことにする.
  • 目標だけでは燃え尽きる
  • 習慣は8割でやめておく

他にもたくさんあったが,結構私の中では目から鱗の話が多かった.たとえば,「目標だけでは燃え尽きる」というのは,何か数値目標,たとえば私の場合であれば

「フルマラソンをサブフォーで完走する」

という目標を掲げているが,これだけだとこの目標を達成した時点で燃え尽きてしまう.オリンピックで金メダルを取った選手が,次の目標がなくなって燃え尽きてしまうことと同じだ.

そこで,目標を達成した後も継続できるようにするには

「そもそもなぜそれをやろうとしたのか?」

という原点に立ち戻ることが大事.つまり,取り組んだ「目的」を明確にすることである.

私の場合,10年以上前から健康診断で肝機能低下を指摘され,2年ほど前には腹囲がメタボの基準を超えてしまい,これらを改善して健康な体を取り戻すためというのが目的である.

こう考えると,メタボを解消し肝機能を正常値のまま今後も維持し続けるためには,サブフォーを達成した後も走り続けないといけない.つまり,目的がはっきりしていると継続することができるというわけだ.

これには深く納得した.他にもなるほどと思った内容が多い.

目新しい内容ではないという批評もあるが・・・

心理学的なテクニックをうまく使ったことも書かれていたが,NLPなどと共通したりするので確かにあまり目新しい内容ではないかもしれない

しかし,目新しさがないということは,逆に言えば

「どんな本でも共通に述べられている普遍的な内容」

とも言えるだろう.むしろ問題なのは,世の中で出版されている自己啓発書の中に

  • 頭で考えただけの机上の空論
  • 一般の人にはとても真似できないような特殊すぎる方法
  • スピリチュアルでバカバカしいほど非科学的な方法

をもっともらしく述べている本が多いことだ.そして,意外とそういう類の本も口コミ評価が高かったりするから要注意だ.

この本はそういった眉唾物の本とは異なり,オーソドックスで奇を衒った内容ではない.だけど,誰でも確実に習慣化できるノウハウを述べている.

そして,一握りの「天才たち」も小さなことを習慣化することによって天才と呼ばれるに至ったのではないかという持論を,イチロー,村上春樹,高橋尚子などを例に展開している.

我々凡人も何かを成し遂げたいと思った時,一過性の熱っぽさで一気に取り組むのではなく,まずは「習慣化」して,淡々と日々こなしていくことが一番大事なのではないかと思った.地道にコツコツと積み上げていく生き方に賛同できる人にこの本はおすすめである.

書籍は論文ではない

Amazonの書評で「筆者のオリジナリティがない」「知識の寄せ集め」と批判している人もいる.だけど,こういう自己啓発書の類の本は

「どれだけ多くの読者に有用な情報を提供したのか」

が重要である.その目的のために情報を仕入れ,自分でそれらをとり纏めて,独自の解釈や展開がなされていれば,それは筆者のオリジナリティとして認めていいのではないか.

論文じゃないので,習慣化の方法」そのものにオリジナリティは必要ないだろう.確かに類書を何冊も読み漁っている人からすると,この本から得られる情報は少ないかもしれない.

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